皆川明さんの プロフェッショナル仕事の流儀 を見ました
一昨日の夜の話です。
ふと付けたNHKであるデザイナーさんの特集をしていました。皆川明さんでは?と思ったところやはり。
私が地元にいた頃、広報誌かフリーペーパーか何かで織物工場とあのオリジナリティあふれる布を作り出しているのを知り(なるほど…!)と感銘したのを覚えていました。
が、デザイナーとして広く認められるまで魚市場で働きつつ努力し続けていたとは…。知らなかった背景が様々に紐解かれ見入ってしまいました。
時代の流行やその周期に惑わされず自分のものづくりに邁進する姿はただただ素晴らしかったです。デザイナーという一見華やかな職業を支えていたのは、サラリーマン一筋のお父様が見せた背中。
「とにかく、続ける」
を全うしたことへの尊敬の念。
現実を振り返って。
(比較するのもおこがましいですが)乳幼児2人の育児真っ最中の私には今はそこまで全精力を注げないけれども…。
「マイナスをプラスにする」
という考え方に倣うなら。
作る時間が取りづらい今だからこそ、2人目の子どもを育てながら
「こういったものがもっとあったら」
「今まで作ってきたものでもこうしたらさらに使いやすいのでは」
なんていう事に気づける時間となれば、と思っています。
☆皆川さんの布を作っている工場はこちら。
http://www.cyber-silkroad.jp/2003/03/(有)大原織物/
☆特集で出ていたレース生地を作っていたのは
神奈川レース
というところでした。